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私はコロナ下でも「旅するように暮らす」ため、写真生活を始めた

2020年9月3日

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私は常々「旅するように生きる」自分でありたい。日常に埋没するのではなく、日常を新鮮に、旅人のような目で見つめたい。実際、旅は新鮮な目を呼び覚ます。しかしコロナ下の今、なかなか旅には出られない。そこで写真を始めることにした。写真があれば旅人の視点で日常を切り取れると思ったからだ。

コロナ下で写真を始めようと思った理由

狭くなった行動範囲/世界を拡張するため

私がコロナ下で写真を始めようと思った理由は、コロナで狭くなった世界を広げたいと思ったからだ。

コロナの影響が長期化する中で、旅や海外旅行が制限されるようになった。

これまで制限がなかった頃は、それほど旅欲求はなかったのだが、いざ海外に行けないとなると旅欲求が不思議と沸いてくる。

行けないから行きたい。このジレンマを解消するために世界を広げたいと思った。

そこでアンテナが立ったのが写真だったわけだ。

旅するように暮らすを実現する写真というツール

旅に付き物の写真、つまり写真があれば旅目線になる?

私は学生時代からこれまで、幾度となく旅をしてきた。その際、いつも身近にあったのが写真である。

かつては初めての海外一人旅(香港)にニコンのデジイチを持って訪れたし(その時は写真にハマらなかったが)、最近ではスマホで簡単に旅行中写真が撮れるようになった。

日常で写真を撮ることはあまりないが、旅という特別なシチュエーションではいつもより写真を撮る。非日常、特別な時間が撮影という行動を喚起するのだ。

それならば逆も然りかもしれない。つまり、日常に写真を持ち込めば「旅するように暮らす」が実現できるかもしれない。

その仮定が私を写真を始めようと思った理由だ

相方のカメラをCanonで撮影

スマホがあれば十分と思っていたが..

カメラとスマホでは見える景色が異なるワケ

今の時代スマホの画質もかなり良い。最新のiphoneであれば、十分に美しい写真が撮れる。

スマホがあれば十分だ。カメラを始める前はそう考えていた。しかしこの事実は全てではない。

カメラを持つことで見える景色がある。

以前ツイッターではあちゅうさんも書かれていたが、カメラを所持することで「さあ何を撮ろう」という、被写体を探す目に変わる。

スマホはいつでも持ち歩けて、いつでもシャッターチャンスがあるだけに、撮影モードと日常を切り替える瞬間がない。

カメラは常に持ち歩けるわけではない。今日は撮ろうと思うからカメラを持つ。カメラを持つと、撮影モードに切り替わる。

日常と異なる新鮮な目を持つことができる。

カメラを始めて、スマホとカメラはやはり異なるツールなのだと実感している。

我が家の猫を撮る機会が増えた

写真があれば「旅するように暮らす」日常が送れる

今回コロナをきっかけに、改めて「旅するように暮らす」日常を送りたいと思った。それゆえに写真を始めた。

これは良い選択だったと思う。行動範囲は以前と変わらないのに、近場を散歩したり、隣の駅に行くだけでも旅気分が堪能できる。

カメラを持って出かける、写真を撮る、このパターンが組み込まれたことで、普段は見落としがちな美しい瞬間を見つけだすことができる。

公園で花を撮るだけ。それが楽しいなんて。

何気ない景色の中に美しい何かを見つける、心が動く何かを撮る。

その能力が磨かれることもカメラの魅力であり、写真の力なのだと思う。

カメラ生活は「旅するように暮らす」日常を実現し、私たちのQOL向上につながるツールである。

今後は写真やカメラについても、発信していきたい。

本記事が、旅するように暮らしたい方々、写真を始めようか迷っている方にとって、何かしらの参考になれば幸いだ。

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