「勉強ができるようになりたい」
「英語力を上げたい」
「テストでいい点を取りたい」
そう思う気持ちはわかるが、これを目的にしてはいけない。
なぜなら「勉強が好き」な人には、長い目で見て成績では敵わないからだ。
「好きこそものの上手なれ」という言葉がある。
好きなことには、いくらでも時間をかけられる。
好きな本、好きなマンガ、好きな音楽、好きなスポーツ。
こうした好きなことには誰もが苦もなく時間をかけられる。
時間をかけられるということは、その分、結果として他の人よりも詳しくなる。
必要なスキルも身に付く。
読書好きなら、人より本を読む速度も上がるし、語彙力も増える。
書く力や言語化能力も身についていく。
サッカーが好きなら、人よりもたくさんサッカーする時間ができる
結果としてボールをコントロールする技術、走力、瞬発力など、サッカーに必要な技術が増していく。
わかるかな?
どんなにサッカーが上手くなりたいと思っても、そもそもサッカーが嫌いなら、サッカーを好きな人間には敵わない。
どんなに本を読みたい、読解力を身に付けたいと思っても、読書が嫌いなら、本が好きな人間には敵わない。
勉強も同じ。
どんなに成績を上げたくても、勉強が嫌いな人間は、勉強好きな人間には敵わない。
なら、どうすれば良いか?
簡単だ。
勉強を好きになればいい。
いや、そんなことできないよ。
勉強なんて嫌いだよ。
そう思った方も安心して欲しい。
実は「好きになる」にはコツがある。
「勉強が好きになる」技術は誰でも身に付けることができる。
「ビリギャル」の話は知っているかな?
全然、勉強のできなかったフツーのギャルの女の子が、
短期間、集中的に勉強して、名門慶應義塾大学に合格する、受験界のサクセスストーリー。
(読んだことのない方には是非一度読んでみて欲しい。)
このストーリーの主人公の女の子は、まさに「勉強が好きになる」ことができて、
一気に「勉強にハマった」んだ。
ただの「好き」を超えて、「ハマる」「没頭する」域にまでたどり着いた。
だから「スタート時点がどこか」は関係ない。
誰でも適切なステップを踏めば、
「勉強が好き」になれるし、
それを超えて「勉強にハマる」ことだってできる(続く..)。