カルボーネン法を使って脂肪燃焼に最適なランニングペースを知る

以前読んだ世界一やせる走り方で脂肪燃焼を最大化させる方法が紹介されていた。心拍計やAppleWatchがあれば、カルボーネン法を使って脂肪燃焼に有効なランニングペースを知ることができる。ランニングで効率よく脂肪を燃やしたい方は参考にして欲しい。

ランニングは早くても遅くてもダメ

世界一やせる走り方によれば、脂肪燃焼に最適なランニングペースというものが存在し、このランニングペースは後述するカルボーネン法を用いて算出できる。

最適なランニングペースを維持できれば効率よく脂肪燃焼できるが、このペースよりも遅ければ十分に脂肪を燃焼することができない。

逆に早過ぎてもいけない。ランニングペースが早過ぎると脂肪よりも糖質優位でエネルギーを消費してしまうし、何よりも早過ぎるランニングペースでは運動強度が高過ぎて、十分なランニング時間を確保する前に疲れてしまう。

脂肪燃焼に有効なランニングペースとは

脂肪燃焼に最適なのは最大心拍数の60-80%

そこでまずは自分にとっての脂肪燃焼に最適なランニングペースを知ることが大切になる。世界一やせる走り方で推奨されているランニングペースは、最大心拍数の60%から80%だ。心拍計やAppleWatchを活用すれば、安静時心拍数が求められる。その数値を元に次項のカルボーネン法の数式から目標心拍数を割り出していく。

カルボーネン法で目標心拍数を算出する

最大心拍数の60%から80%をカルボーネン法で求める場合、数式は以下のようなものになる。

(220ー年齢ー安静時心拍数)×0.6〜0.8+安静時心拍数=目標心拍数

例えば、年齢が33歳、安静時心拍数が62の方で当てはめてみる。

(220ー33ー62)×0.6+62=137

(220ー33ー62)×0.8+62=162

つまり、この方の場合心拍数が137〜162の間をキープするランニングペースが最も脂肪燃焼に有効なペースということになる。

上記数式を参考に、自身の場合に当てはめて脂肪燃焼に有効なランニングペースを算出してみよう。自身にとって、脂肪燃焼を目的とする場合の最適なランニングペースが把握できる。

心拍計を導入して効果的なランニングを

私の場合、先月AppleWatchを導入してから、日頃の心拍数を意識するようになった。安静時心拍数がわかると、カルボーネン法を用いて脂肪燃焼に効率的なランニングペースを算出することができる。手首の脈をとって計測することもできなくはないが、私の場合面倒でそこまではできなかった。

AppleWatchは手首につけて日常生活を送るだけで良い。時々ランニングやウォーキングをすれば、そのデータを元に様々な指標を算出してくれる。安静時心拍数だけであれば特別運動をしなくても良い。心拍計を導入することでより効果的に脂肪燃焼、ダイエットに効果的なランニングをすることができる。

今心拍計の導入を検討している方には、個人的に心拍計の導入を強くオススメする。

脂肪燃焼に最適なランニングペース-まとめ

以上、今回はカルボーネン法を使って、脂肪燃焼に最適なランニングペースを把握する方法についてまとめた。

いかがだろう。ただやみくもに、目安なしに走るより、ずっと効果的に脂肪燃焼できるイメージが湧いたのではないだろうか。

本記事が読者にとって、今まで以上にランニング生活をエンジョイし、より効率よく理想の体型を手に入れるための情報源になれば幸いだ。