検証、セルフ鍼でデスクワークの眼精疲労は改善するか

最近デスクワーク、PC画面を見る時間が増え、眼と眼の周りの筋肉に疲労を感じるようになった。何かしら対策の必要性を感じ、今回はセルフケア用の鍼を入手した。幾つかツボに貼り試してみたのでその経過を記したい。眼精疲労対策の参考になれば幸いだ。

セイリンのパイオネックス

今回はセイリンというメーカーのパイオネックスという商品を使用した。

セイリンは国内の鍼メーカーである。国家資格を持った鍼灸師のための鍼製品も製造しているし、鍼先のないパイオネックスゼロという皮膚にステンレスを接触させるタイプの低刺激セルフケア用商品も販売している。

鍼先のないタイプはアマゾンやドラッグストアで購入することもできる。

以前鍼先のないものを使用した際、首肩のコリが改善されたこともあり、今回は鍼先のあるシールタイプの鍼を導入してみたわけだ。

※鍼先のないタイプはドラッグストアやアマゾンでも購入できるが、鍼のあるタイプは医療用の商品になる。購入は医師やかかりつけの鍼灸院でお願いしよう。

眼精疲労に効くツボを調べて貼る

私は知人の鍼灸師の方のオススメのツボと、本で得た知識を元に、幾つか眼精疲労に効くツボを調べて実際に貼ってみた。

今回は太陽、頷厭、和りょう、耳門といったツボを狙って貼ったのだが、正確な場所というよりも、触って硬さや響きを感じる部分に貼ってみることにした。

それぞれ引用したツボの解説と、参照元の本やWEBの情報も掲載するので参考にして欲しい↓

肩こりからくる「緊張性頭痛」は、眉尻と目尻の間の近くにあるくぼみにある「太陽」のツボを中指で押すと、痛みが和らぎます。

引用:肩こり、疲れ目、ストレスなどの不調を改善!すぐ押せる「顔ツボ」10選!

頷厭(ガンエン) 偏頭痛、めまい、耳鳴りの改善

和りょう(ワリョウ) 目の疲れ、目の充血の改善。歯痛、耳鳴改善。

引用:頭ツボマッサージ

耳門(じもん)耳病一般に効く。即ち中耳炎、耳鳴、外聴道炎等に効く。また眼疾にも効く。

引用:耳門(じもん) – 日めくりツボカレンダー

参考書1:女性限定鍼灸サロンが薦める美ツボBOOK

参考書2:一目でわかる! 必ず見つかる! ホントのツボがちゃんと押せる本

セルフ鍼を使ってみた感想

それでは実際にセルフ鍼を使用してみた感想を記したい。

今回は帰宅してシャワーを浴びた後から、起床して家を出るまでの時間に貼ることにした。帰宅してから寝るまでの時間+就寝時間+起床後家を出るまでの時間で、10時間程だろうか。1日に1つか2つのツボに貼って経過をみることにした。

3日ほど連続で貼ったのだが、徐々に側頭部を中心に硬さがほぐれていく感触がある。頭部周りがほぐれて、頭部の重さが和らいだ感覚もある。そうして頭部のコリや重みが緩和すると、気分も良い。

また貼って寝るだけで良いというのも気軽で続けやすい。

今後も定期的に、眼精疲労に限らず、どこかしらにコリや張りを感じた際は積極的にセルフ鍼を活用していきたい。

セルフ鍼で眼精疲労は改善するか-まとめ

以上、今回は眼精疲労緩和を狙ってセルフ鍼を導入した経緯と、実際に使用してみた所感を記した。

今やツボの情報源は書籍、WEBと無数に存在している。効果を自分で調べることも難しくない。それだけにあとは実際に使用して経験値を重ねることが大切なのだと思う。

鍼先のあるタイプは医師や鍼灸師の紹介が必要だが、鍼先のないタイプはアマゾンでも簡単に入手できる。セルフ鍼が気になった方はまずは、鍼先のないタイプから試してみてはいかがだろうか。

本記事がいずれかの形で、読者のセルフケア情報の参考になり、QOL向上に役立てば幸いだ。