私の場合、梅雨の時期や湿度の高い時期にふくらはぎにむくみが生じる。当然だがむくみがあると辛い。先日ケアの必要性を感じ、トリガーポイントのマッサージボールを購入した。そこで今回はマッサージボールを使ったふくらはぎのリリース方法を共有したい。
マッサージボールを導入したワケ
フォームローラーでうまくふくらはぎがリリースできない
今回、様々なセルフケアツールがある中でマッサージボールを導入したのは理由がある。
これまで何度かフォームローラーを使ってふくらはぎのリリースを試みてきたのだが、その度に難しさを感じてきた(あくまで私個人のケースだ)。
そこでフォームローラー以外で、ふくらはぎをほぐすことができるツールを探す中でマッサージボールに検討をつけた。幸いにもこの検討は当たっていた。
ふくらはぎリリースにはフォームローラーよりもマッサージボール
私の結論はこうだ。フォームローラーは裏モモ部分(ハムストリングス)や、外側広筋、腸脛靭帯といった部分をほぐすのに最適なツールである。
身体の中央、重心に近く体重をかけやすい部位で、且つ体重をかけて過度な痛みを生じない、大きな筋肉(太もも、臀部)にはフォームローラーが良い。
一方で、ふくらはぎのような体重を乗せにくい比較的小さな筋肉には、小さくてピンポイントで圧をかけられるマッサージボールが良い。
勿論、人によってはフォームローラーで十分な方もいるだろう。人それぞれ使いやすいツールは異なる。しかしながら、フォームローラーでふくらはぎにうまくアプローチできないという方は、マッサージボールを試す価値はある。
マッサージボールを使ったふくらはぎリリースの方法
それではマッサージボールを使った、ふくらはぎリリースの方法を確認しよう。これは百聞は一見にしかず。参考にトリガーポイントの動画を貼るのでまずはこちらを見て欲しい。
方法は至ってシンプルだ。
長座で座り、リリースしたいふくらはぎの下にマッサージボールを置く。反対の足の重みも利用してふくらはぎに圧をかける。その状態で足首をくるくると回していく。
ふくらはぎと言ってもポイントは様々あるので、少しずつポイントをずらしながら、張りを感じる部分をほぐしていこう。
やり過ぎは痛める可能性もある。一箇所に固執しないことも大切だ。
※私はマッサージなんかでも揉み返しをよく経験する体質だが、そうしたタイプは特にやり過ぎに注意すること。まずは一箇所2,30秒ずつから様子を見ていこう。
今回使用したマッサージボールMB1
先に共有したトリガーポイントの動画ではMB5という大きめサイズのマッサージボールを使用しているが、私が導入したのはMB1という直径6.5cmの小さなマッサージボールだ。
MB5も良いと思うが、私は実物を店舗で見た際、これは大き過ぎると直感した。大きいツールは部屋の空間も圧迫する。
それに小さなマッサージボールであれば、持ち運びも容易だ。会社に持って行き、合間に活用しても良いし、出張や旅行の際にも簡単に出先で利用できる。
重量も20gと軽い。買って良かったと満足している。
マッサージボールを使ったふくらはぎリリース-まとめ
以上、今回はマッサージボールを使ったふくらはぎリリースについて導入経緯と使用方法についてまとめた。
私のようにふくらはぎのむくみを改善したいという方や、フォームローラーでうまくふくらはぎにアプローチできないという方に、多少なりQOL向上のヒントになれば幸いだ。