2月になり、世間ではそろそろ花粉が飛び始めているらしい。
そう言われてみれば、若干鼻が詰まる感じもする。
花粉症の症状が辛かった頃、この時期になると、べにふうき(お茶)を取り寄せて、例年花粉症対策として飲んでいた。
花粉症改善に取り組むこと、苦節、約10年。
最近は、長年の改善が功を奏し、だいぶ症状が緩和してきた。
2年くらい前からは、マスクを外して過ごせるようにもなってきた。
体感としては症状の8割が改善したという感じだが、
それでも完全に症状がなくなったとは言えない。
まだまだ花粉症改善に取り組んでいきたい。
もっと快適な身体にアップデートしていきたい。
先日、そんな潜在的なニーズが反映されたのか、書店で気になる書籍を見つけた。
オーソモレキュラーの日本の第一人者、溝口先生の花粉症対策本
花粉症は1週間で治る!
以前、花粉症は1日で治ると題した書籍も刊行され、そちらのノウハウも大いに参考にさせてもらったのだが、今回はそのオマージュ的なタイトル。
一瞬、同じ出版社かな?
と思ってみたのだが、今回はさくら舎という出版社で異なるようだった(ま、タイトルは専売特許でもないか)。
で、パラパラとまずは立ち読みをしてみる。
内容次第では買う、内容次第では買わない。
逗子図書館にあれば借りようかなとも思ったが、逗子図書館にはなかった。
逗子図書館でリクエストしようかな、それまで待とうかな、とも思ったのだが、
立ち読みしているうちに、これはすぐに読みたくなってきた。
そんなに焦るべきなのだろうか、待てばいいのではないか。そんなことも思いながら、じっくり吟味すること数分。
結局、買うことにした。
オーソモレキュラー自体、もう少し学びたいと思っていたし、今回はテーマが花粉症。
この本は、自分のために発売された本と言っても過言ではない。
花粉症改善は、これからも自分のライフテーマの1つとして重要になるだろう。
自身にとってQOLの高い生活を実現する上で避けては通れない。
そんなことを考えながらレジに持っていくと
『治りますかねー?』
と突如話しかけられた。
一瞬、何が何かわからなかった。
まさか書店員さんに話しかけられるとは思わなかった。
最近、そんなちょっとした声がけができる、気さくな機転の利く書店員さんとは話していなかった。
だから、言葉に詰まったのだが、数秒をおいて。
「結構、効くとおもいます」となんとか回答した。
おそらくは、
『治りますかねー?』
「まー、どうですかね。効けばいんですけどー」
くらいのライトな会話を想定して話しかけてくれたと思うのだが、
意外にも、真剣そうな私の回答に少し驚かせてしまったかもしれない。
あら、真剣に信じてる人だ。なんて思わせたかもしれない。
そんな美容ま空気が間に流れたので。
何かしら言わねばとの思いから
「結構、有名な先生なんですよ、この方」
と一言追加で発することができた。
『私も1年中アレルギーなんで参考にしてみようかな』
そんなことを返してくれた。
自分としては10年以上かけて、少しずつ花粉症改善してきた経験があるから、1週間で治るは少し誇張表現だとしても、オーソモレキュラーで改善の余地があることは当然のこととして捉えていたのだが、
おそらく今回の店員さんの反応を見るに、世間一般的に、これは一種のとんでも本扱いなのかもしれない。
花粉症の方と少し話してみると、花粉症は治らない。花粉症は仕方ない。
そんな反応が返ってくることが大半であるし。
花粉症は治らないと思っている方に、
花粉症は対策できる、緩和できる、そんな体験をしてもらえたら、と思う。
花粉症が克服できれば、それは他のアレルギーに対しての克服についても同様に見えるようになるはずだし、
いろんな諦めを克服する、そんな一石を投じるきっかけにもなるかなと。
まずはこちら「花粉症は1週間で治る!」を読みつつ、自分のこれまでと重なる部分と、新しい発見の部分とを精査しつつ、改めて花粉対策一覧として、別記事にまとめてみようか。
国民病とも言える、花粉症改善の参考になればいいなと。