「魚と放射能汚染」読書レビュー_汚染水の海洋放出を受けて。

昨年、福島原発の汚染水の海洋放出がされてから、少し魚を避けるようになっていたのですが。

日本人としてずっと魚を食べないというのも不可能なので、なるべく放射能リスクを避けた魚の摂り方を考えるべく。

先日図書館で見つけた「魚と放射能汚染」という書籍に目を通しました。

東北大学農学部の教授による書籍ですが、2016年3月出版と少し前に出版されている本のため、現在の事情とは異なる部分もあります。

それでも、基本的な考え方として今にも通じる部分がありましたので、一部ピックアップして読書メモとして残します。

以下、魚と放射能汚染 より↓

魚などに残る放射性物質の量= 水中濃度×滞在時間×濃縮係数※

※濃縮係数

魚類(海産魚)100とした場合

イカ・タコ類9

海藻類50

甲殻類(エビ・カニなど)50

貝類50

淡水魚2500

イカタコ類は消化管からカリウムやセシウムを取り込みメカニズムが存在しないため濃縮係数が低い。

淡水魚は塩分の少ない水の中で生息するので体内の塩分を維持するために塩類(ナトリウムやカリウム)を取り込もうとする。

セシウムはカリウムと似た動きをするので、吸収されやすく、淡水魚の濃縮係数は上がる。

ヒラメカレイ類は海底上で生活しているので滞在時間が長い。

回遊魚(マイワシやサバ類)などは、汚染水域での滞在時間が短い。

二枚貝は『砂出し』をしてから食す。

殻の間に混じり込んだ砂にセシウムが混ざっている可能性がある。

淡水魚より海産魚

底魚より浮魚、回遊魚

イカタコは比較的食べやすい。

読書メモとして、以上。

放射能リスクを避けた魚の摂り方、選び方の参考として。