健康

仕事での成果と筋トレの相関【書評】仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか

2020年3月25日

この記事は約6分で読めます。

【はじめに】

こんにちは。パーソナルトレーナーのshintahosokawaです。

先日、山本ケイイチさん著仕事ができる人はなぜ筋トレをするのかを読了した。

本書は10年以上前、2008年発売の書であるが、以前から気になっていた。

筋トレをすれば仕事をできる男になれる、そんな空気が漂っているからだろう。

目を引くうまいタイトルだと思っていた。

しかしながら今、自身がトレーナーになって思う。

確かに筋トレをする人は仕事もできる。

なぜなら筋トレをする人間は、身体の調子を整えることに余念がないからだ。

仕事でのパフォーマンスを最大化するためには、身体が疲れていたり、眠気があってはならない。

筋トレを継続する人間は、運動、睡眠、食事を日々改善していく傾向にある。

自分の身体の状態への意識が高まるからだ。

本記事では書評として、本書で言及されている、仕事でのパフォーマンス向上と筋トレの関係について一部まとめている。

これを機に筋トレや運動をスタートし、よりQOLの高い日々を送る方が増えることを願う。

【仕事で成果を上げるために筋トレすべき10の理由】

①筋トレと仕事は成功過程が同じ

まず知っておきたいのは、仕事と筋トレの進め方、プロセスには共通項があるということだ。

どちらも下記5つのプロセスを必要とする。

  1. 目的の明確化
  2. 目標数値と期間の設定
  3. 目標達成のための有効なスケジュール管理
  4. 行動継続の仕組み化
  5. 実行

仕事ができる人はこの流れに熟知しているし、筋トレで身体を変革する人間も、同様にプロセスに従って自身をアップデートし続けている。

②メンタルがタフになる

筋トレを通じてより良い身体を得るためには、適切に負荷をかける必要がある。

負荷というのは基本的に辛さが伴う。決して楽なことではない。

だからこそ、筋トレを継続する人間は淡々と辛さを乗り越えるだけのメンタルを得る。

ちょっとやそっとのことでは動じないタフなメンタルが欲しければ、筋トレは適切なツールとなる。

③ポジティブになる

身体を動かすと血流が促進される。心拍数も上がる。活動性が高まる。

活動性が高まると、自然と心持ちも前向きになる。

これはトレーニングする人間であれば、誰しも経験があるだろう。

筋トレに限らない。

ランニングも走る前はめんどくさいと思う。

しかし、走り終わった後に爽快感、達成感がある。

気分が落ち込むときほどじっとしていないことだ。

運動することでポジティブなマインドが手に入る。

④直感力、集中力UP

筋トレは自分の身体と向き合う作業とも言える。その時間は他のことを考えない。ひたすらに自分の身体の声を聞く。

初めは筋トレ中に雑念が頭を過ぎることもあるだろう。

しかし筋トレを継続してメンタルがタフになるにつれて、あれやこれと余計な思考に惑わされることが減る。

一つのことに集中する力が増す。

著者は、何かを決断する際の直感力は脳の活動ではなく、身体活動ではないかと推測している。同感だ。

頭でっかちの状態では決断力は鈍る。私自身も経験上、健全な肉体に健全な判断力が宿ると感じている。

⑤アイデア力向上

狭い会議室では全くアイディアが浮かばなかったのに、ふと散歩をしている時に良い案が浮かんだ。

こんな経験をしたことがある方は多いだろう。これはロジックから見ても理にかなっている。

散歩や筋トレ、日光浴をするとセロトニンが分泌されることが知られている。

本書内で紹介されている、脳科学研究の第一人者である有田秀穂先生の研究によると、セロトニン神経は明晰な脳の状態を保つ役割を果たしているという。

クリエイティビティを向上させる上でも筋トレは機能を果たすわけだ。

⑥続ける力が向上

新たな習慣を得るには3週間、または3ヶ月継続することが必要とされている。

筋トレで変化が感じられるのは最低3ヶ月からというのが、これまでの私自身の経験上実感していることだ。

筋トレという、成果が出るまでにある程度の長期的な継続を要する活動をものにできる人間はあらゆることを継続する仕組みを自分の中に持っている。

続ける力を養いたいという人にも筋トレは役立つ。

⑦生活リズムが整う

筋トレの成果を最大化するためには適切な運動と同様、睡眠、食事の改善も必要となる。

必然と最も合理的な生活リズムを取るようになり、生活リズムが安定する。

不規則な生活リズムを変えたい、整えたいと思うならば筋トレからスタートしてみてはいかがだろうか。

⑧食事改善によるパフォーマンス向上

筋トレをして身体への意識が高まると、食事自体も改善しよう思うのが人間の心理として自然だろう。

筋トレ開始に伴って、これまで考えもしなかった栄養価や食べる時間、サプリについてなど圧倒的に食事が改善される。

食事が改善されれば、筋トレの成果もさることながら、日々の体調も当然改善される。

⑨睡眠改善によるパフォーマンス向上

食事同様、十分な睡眠時間の確保、質の高い睡眠も身体機能を高める上で重要だ。

肉体改造には適切な睡眠への移行がマストであり、良い睡眠は日々の疲れを癒し、エネルギッシュな体調を約束する。

⑩限界を超える力が身に付く

筋トレは日々の負荷を、少しずつでも上げていくことが求められる。

同じトレーニングでは身体が進化しないからだ。

つまり筋トレとは、日々できなかったことへの挑戦の連続である。

昨日の自分ができなかったことを超えていく。

その繰り返しによって、常に限界を超える体力と精神力が身に付く。

【最後に】

今回の書評では、本書のタイトルの最も魅力的な部分、仕事ができる人が筋トレをする理由、つまり筋トレすることと仕事のパフォーマンスの関連についてまとめた。

もちろん、本書の内容はそれだけに留まらない。

それぞれ、より具体的なケースに言及されているし、パーソナルトレーナーの選び方やトレーニングの常識、非常識といった気になる項が満載だ。

本書は、筋トレをしようか迷っている方、どうしたら仕事のパフォーマンスを上げられるだろうと考えている方に勇気を与えてくれる一冊。オススメだ。

できる男になるために、より魅力的な女性になるために、本記事が背中を押すことを切に願う。

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